2005年のイベント | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■ 並木の観察会と運営会議が行われました。 ●並木観察会 日時:2005年5月8日(日) AM10:00-AM12:00 場所:家畜改良センター岩手牧場正門〜巣子川交差地点まで 当日は五月晴れの好天の下24名の参加があり,楽しく観察をしました。樹木の芽生え,春に咲く花を観察し,カモシカのフンをみることができました。 観察会資料 (リスやアカネズミの食跡。プリントアウトするとA4,1ページに収まります) ●運営会議 時間:PM1:30-PM4:00 場所:滝沢森林公園ネイチャーセンター 今後の運営方向などの相談をしました。12名が参加し以下のことが決まりました。 1) 名称から“準備会をつくる会”から「(仮称)巣子の森を語る広場」とすること。 2) 並木の愛称募集,試験刈り払い区間(100m)の現地点検などについて検討した。愛称募集は当会と国交省の連名で募集した方がいいのではという提案(結局はできませんでしたが),試験刈り払い区間は刈り払い前後に点検を行うこと。 3) 役員 会長: 由井 事務局: 浅沼・中村・伊瀬・島田 会計: 松本 |
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■並木愛称の推薦作品選定などを話し合う会議が行われました。 日時:2005年7月9日(土) PM17:45 - PM21:00 場所:滝沢村勤労青少年ホーム 講習室 参加者:20名(国土交通省岩手河川道路事務所から3名) ▲愛称の推薦作品について 当会が責任者となって国道四号沿いの松並木の愛称募集を実施し,その結果155通の応募作品が寄せられました。その中から会として推薦するものを選定するために会議が開かれました。 いくつか推薦作品を選定するのと同時に以下の意見も出されました。 (1)昔から受け継がれてきた街道の並木として歴史的特徴を考慮する。 (2)並木の将来像にマッチする愛称。アカマツだけでなく多様な生き物の系として,景観と緑の優れた価値を維持するための保存活動の場に似合うこと。 (3)南部アカマツの呼称は岩手のアカマツを代表する林業的に有名な地方品種の総称なので,並木のアカマツがその一つとして誤解されて,混乱の素になる恐れがありはしないか。 (4)啄木や賢治の作品に関係する景観舞台の一つであり,その文学的空間の印象が受け継がれていくような名称。 (5)誰でも呼びやすく,将来の保存活動を担う若い人々に支持されるような愛称。 ▲巣子地区住民へのアンケート結果について 岩手大学農学部比屋根研究室の稲田さんより巣子地区住民へのアンケート結果の紹介がありました。特に歴史・文化としての価値についてはあまり知られていないことなどが報告されました。 ▲危険木伐採について 国道側に傾いている104本の樹木について伐採が行われていることについて報告がありました(7月中に終了の予定)。すでに伐採されたところの様子について,岩手大学農学部の比屋根先生からわかりやすい図を示して頂きながら報告して頂きました。 |
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■試験手入れ区の現地観察会 日時:8月7日 場所:家畜改良センター岩手牧場正門前 |
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■『巣子・国道4号のマツ並木を語る交流会』 日時:2005年9月4日(日) PM1:30−PM4:30 場所:岩手県立大学 総合政策学部102講義室 第一部 話題提供 ▼「松並木景観の形成過程」 島田直明氏(岩手県立大学総合政策学部) ▼「松並木に対する住民意識−アンケート調査結果から−」 稲田喜隆氏(岩手大学農学部) ▼「私的に思う近未来のマツ並木」 浅沼晟吾氏(「巣子の森を語る広場」の会事務局長) 第二部 交流会(意見交換会) 司会:比屋根 哲氏(岩手大学農学部) |
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■並木の危険木を判定する勉強会が行われました。 日時:2005年11月12日(土) AM9:30−AM12:00 場所:(室内)国土交通省 滝沢防災ステーション (野外)岩手牧場正門付近 参加者:14名 当日は小岩井農牧の樹木医の方に,ご協力いただき,どういう木が危険木(倒れたり,折れたり,枯れたりしそうなもの)になりそうなのか,ということを室内と現場で教えていただきました。 今後,教えていただいた基準をもとに少しずつ自分たちで調査していきたいと思っています。 |
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■除幕式&並木点検 並木の愛称“巣子の松街道”のサインボード除幕式&小屋の受け渡しと第一回並木点検活動を行いました。 日時:2005年12月11日(日) PM1:00-PM4:00 場所:(除幕式) 岩手牧場正門前 (点検活動) 岩手牧場正門から旧正門の間 参加者:二十数名 ※この様子は2005年12月13日付 岩手日報に載りました! ▲除幕式 国土交通省岩手河川国道事務所と共催で並木の愛称サインボードの除幕式を行いました。サインボードは危険木として伐採された高さ約5mのアカマツを利用し,「ふるさと遺産 巣子の松街道」と書かれています(現在,国道沿いに二ヶ所あります。みなさん見つけられましたか?)。 由井会長の「この松並木と景観を未来永劫受け継いでいきましょう」という挨拶の後,サインボードの除幕をしました。 除幕式の後,作業小屋の受け渡しを行い,早速打ち合わせを小屋内で行いました。真新しい小屋に,みな感嘆の声をあげていました(本当に素敵な小屋です)。 ▲並木点検活動 除幕式の後,岩手牧場正門から旧正門までの間にある危険木64本について点検しました。冷たい風が吹く中でしたが,みなさん熱心に活動しました。作業手順がおおよそわかったので,次回以降は手早くできることでしょう。お疲れ様でした。 当日は風が強く寒かったですが,お天気には恵まれました。岩手山が一日中クッキリ見え,広場の活動を後押ししてくれているようでした。 |
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■ 「広場」の集会が行われました。 日時:2006年3月11日(土) PM3:30-PM5:30 場所:滝沢勤労青少年ホーム・集会室 本来であれば並木点検活動の予定でしたが,今年のあまりの積雪の多さに集会となりました。 当日は国土交通省の新しい事業である「日本風景街道」への応募や今後の活動について,話し合われました。その結果,「日本風景街道」に応募してみることが決まりました。 |
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